▶ インストラクター紹介
一航 Ikko
格闘技を始めたのは9歳でした。
きっかけは近所の友達が習っていて兄貴が始めたいと言ったので、自分の意見もやりたい事も無かったので何となく便乗しました。
その時に家族との約束「高校在籍中にプロのチャンピオンになる」でした。
ですが、自分に甘い人間なのできつい事は嫌で、それ程やる気もなくだらだら続けていました。
すぐに試合にも出ましたが結果はドロー(引き分け) 悔しくて練習に行く日を増やしました。
友達から遊びに誘われても練習しなきゃ行けないからと断り、辛いときもありました。
試合では勝つ事が多くはなりましたが5連敗6連敗する事もありました。
勝っても負けても怒られて試合もあまり好きじゃなかったです。
そして初めてタイトルマッチがありました。
相手は以前数回勝ってる相手だったので勝てると思い込んでましたがあっさり負けました。
ワンマッチは勝ててもタイトルマッチでなかなか勝てない事が結構続きました。
それでも続けて初めてベルトを取った時はすごく嬉しかったです。
小学5年生(11歳)の時には兄と2人でタイに2週間修行に行きました。
当時11歳、親と2週間も離れるのは号泣してました。
ですがムエタイの本場を見て練習しての経験は大きな力になりました。
そこから負ける事もありましたが勝てる事の方が多くなりました。
そしてアマチュア大会では120戦勝率は8割ほどの戦績でチャンピオンベルトも15本ほど取りました。
それから中学を卒業してすぐにプロライセンスを取得し、プロデビューしました。
初戦は勝利で始まることが出来ました。
6連勝し7試合目でプロのタイトルマッチが決まりました。
そこで人生初めてのTKO負けをする。
ただただ悔しかった。
もう負けたくないという思いで練習しました。
そこからまた連勝するもチャンピオンと試合し、負ける。
チャンピオンの強さを実感しました。
良いとこ駄目なとこ考え練習し、高校2年(17歳)で、プロ初のベルトを手に入れました。
その時お父さんが初めて少しだけ褒めてくれました。
嬉しかったですが試合内容が良くなかったので悔しさもありました。
それらがあって今の自分があるのだと思います。
始めたばかりの頃と変わった事と言えば、やらされていたという感覚からやりたくてやっているに変わり、練習はキツくて辛いけど嫌いではなくなりました。
そして何より一緒に戦ってくれる仲間が居て今の僕があります。
このジムの良い所は、指導がしっかりしていて、かつ自由なところです。
目的は人それぞれだと思うので自由なのは凄く良いと思います。
やりたいメニューやりたくないメニューもそれをどんだけやるかやらないか全部自分で決めれるので自分のペースで出来ることだと思います。
練習は短期集中でやりたいのでやることをしっかりやって終わりって感じでやってます。
自分はあんまり長く練習しても集中力が続かないのでささっと終わらせたい派です。
私生活はオンオフを分けてごく普通の生活をしています。
家で筋トレしたりとかご飯我慢したりは全くしません。
食べたいものは食べて遊び行きたいときも遊び行きますそれが自分の1番の息抜きです。